ストレスと食の関係とは?活性酸素とは?電子レンジは控えるべき?カロリー0の落とし穴

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美容業界に20年以上携わる。自身のアトピーをきっかけに、体に良いものしか食べない、肌に良いものしか使わないというこだわりを持つ。究極のナチュラリスト。

人間の細胞は、半年間で全て入れ替わると言われています。

そのため、自分の体を作る材料である食べ物、今食べているものが半年後の自分の体を作っていると言えるでしょう。
そんなことを考えて、きちんとした素材を選び、バランスのいい食事をとれていますか?
今回は、ストレスや活性酸素などを交えて、注意していただきたいことをご紹介いたします!

 

PFCバランスとは?


プロテイン(たんぱく質)、ファット(脂質)、カーボハイドレイド(炭水化物)の頭文字をとった、人間が生きていくために最低限必要な三大栄養素のことです。
どれが欠けても生きていくことはできません。

足りない栄養素が出てくると人の脳は「おなかがすく」=「食欲が出る」というシグナルを出します。
食欲センサーがうまく働いている人は、例えば、たんぱく質が足りない時は、魚や豆腐のようなたんぱく質豊富なものが食べたくなります。
しかし、センサーが狂ってしまっている人は、「とにかく食べたい」という欲しか感知することができません。
太る原因はこのPFCバランスがしっかり取れていないからだったんです。
カロリーを減らしても痩せるわけではありません

一時期、レコーディングダイエットが話題になりました。
自分が食べたものを、全て記録に残すというものです。

コンビニやスターバックスなどのコーヒーショップが増え、簡単に食べるものが手に入り、「なんとなく食べ」が意外と多くなっています。
本当に必要なものだったのか、こんなに食べていたのか、肉料理ばかり食べているなど、一目で分かるので、食生活を見直したいと思われている方には良い方法です。

 

ドカ食いしてしまう理由とは?


イライラしたり疲れて、食に走り、後になって後悔した!
なんて経験、一度はあるのではないでしょうか?

人間の体は、疲労や精神的なストレスがあると、そのかかったストレスと同じくらい強い刺激でそのストレスを打ち消そうとします
刺激には刺激で対抗するという自然な反応が起こります。
体が必要としているのではなく、脳が必要としているため、ストレスなどがたまるとドカ食いで対抗してしまうんです。

私たちの体には48時間ルールというものがあり、食べたものが体の中で脂肪に変わるまで48時間と言われています。
この間にリカバリーできれば、体にため込む脂肪を少なくできます。
もし、ドカ食いなどしてしまっても48時間以内に、リカバリーしてください

 

カロリー0とは?


ドカ食いや、ダイエット中に少しでもカロリーのことを気にして、カロリー0のものを選んでいませんか?
食品100g(飲料100ml)のカロリーが5kcal未満のものをカロリー0と呼ぶことができます
つまり、カロリー0と書かれていても、0ではないのが現実です。

人間の体はカロリーを減らしても、代謝が落ちれば脂肪はたまっていきます。
そのため、カロリーを使わなくても動く体になってしまい、負のスパイラルに陥ってしまいます。
また、カロリー0のものに使われている人工甘味料の中には、食欲を過剰に刺激したり、セロトニン(幸せホルモン)の分泌を阻害してしまう危険性があります。
カロリー0のものは食品添加物のかたまりです。
コンビニでもよく見かけますが、避けましょう。

 

活性酸素とは?


人間は生きるために呼吸をします。
エネルギー代謝の過程や、放射線、環境汚染物質など、体内で酸素を利用し代謝が行われる際に活性酸素は発生します。
体をサビさせる力(酸化力)が強く、遺伝子やたんぱく質、脂質などに酸化障害を与えます
特に血管の中がもっとも酸化を受けやすいので、錆びやすいんです。
血液と言う水分、ヘモグロビンと結合した酸素も絶えず運ばれます。
鉄がサビると表面がデコボコ赤くなるように、血管の中も同じことが起きています。

中でも、ヒドロキシラジカルは、激しい毒性を発揮します。
ヒドロキシラジカルは、呼吸以外でも生活習慣、環境汚染でも作られます。
他にも、農薬、排気ガス、タバコ、界面活性剤、加工食品に含まれる保存料や防腐剤などが体内に入ると、細胞内でこれらの有害物質が酸素に電子を渡すことで活性酸素はできます。

ガンの発生最重要因子とされていますし、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、狭心症、間欠性は高、代走脈解離、脳動脈瘤、脳出血、認知症などの原因とも言われています。

活性酸素を少しでも作らないためにも、新鮮な野菜や果物を取り、適度な運動、規則正しい生活をすることを心がけましょう。
そうすることで、創傷治癒機能により、サビは洗い流されていきます。

 

マイクロ波とは?


普段何気なく使っている電子レンジやIHコンロからもマイクロ波は出ています。
他にも携帯電話の高周波やレーダーからも出ています。

1980年代、空港レーダーの周辺にガンの患者が多かったとか、米軍のレーダー基地周辺に乳児の突然死が多かったなど、マイクロ波は身体に影響を与えるものです。
携帯電話も、子どもには大きな影響を与えます。
例えば右利きの子だと、右半球の脳腫瘍ができやすいとか、左利きの子は、左半球の脳腫瘍ができやすいと言われています。
最近は、外食などで子どもをおとなしくさせるために携帯を渡して遊ばせている姿をよく見ます。
食とは関係ありませんが、子どもに影響のあるものはなるべく使用を控えることをオススメします。

電子レンジの仕組みは、ご存知でしょうか?
電子レンジは、マイクロ波を照射し、水分子を振動させ、その摩擦効果で温度を上げています。
今では1メートル離れていれば安全だと言われていますが、開発当初は白内障が多発したものなので、今でもなるべくは避けた方がよさそうです。

新鮮なものは新鮮なうちに食べること、食べきれない程の量を買わないことも大事です。
また、IHコンロは、使っている時に子宮がダイレクトに受けるので、妊娠中の女性は流産や奇形児の出産がわずかに増えると言われています。
できれば、IHコンロではないキッチンが理想的です。

 

まとめ
●カロリーを減らしても、運動しないと痩せることはできない。(脂肪は落ちない。)
●ドカ食いしてしまった場合は48時間以内に正しい食生活に戻す。
●カロリー0はカロリー0ではない。食品添加物の塊なので、控える。
●規則正しい生活(食生活)を送れば、活性酸素の発生を抑えることができる。
●電子レンジをなるべく使わないためにも、その時食べられる分だけ、新鮮なうちに食べる。

 

ご紹介したように、やはり添加物などを使用していないもの、そして新鮮なものを新鮮なうちに食べることが健康な体づくりには大切なことです。
食べきれずに冷蔵庫や冷凍庫で保管するのもいいですが、できれば食べられる量を買うことも心がけましょう。
自分のことも環境のことも考えて、みんなに優しいものを食べたいですね。