ポテチが体に悪いと言われる理由とは?おすすめポテチ

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美容業界に20年以上携わる。自身のアトピーをきっかけに、体に良いものしか食べない、肌に良いものしか使わないというこだわりを持つ。究極のナチュラリスト。

ピザポテト、堅あげポテト、カルビーノポテトチップスなど、コンビニやスーパーのポテトチップス売り場を見ると色々な種類があります。
たまに無性に食べたくなることもありますよね!
そんなポテチですが、安心なものを選んでいますか?食べ過ぎていないですか?

今回はそんなポテトチップスについてご説明いたします!

 

ポテトチップスとは?


ジャガイモを薄切りにして冷水で短時間さらした後、 高温の油で軽く色づくまで揚げ、それを塩や香辛料で味付けしたスナック菓子のことを言います。
ポテチやチップスと言いますよね。
最近では、オーガニックのポテトチップスも増えてきていることから、お菓子に対しても健康志向の人が増えてきたということですね。

 

食べ過ぎは危ない?


ポテトチップスは油で揚げていますし、味も濃い目なので食べ過ぎればもちろん肥満の原因となります。
しかし、それだけではありません。

ポテトチップスを作る過程でできるアクリルアミドという成分に注意が必要です。

 

アクリルアミドとは?危険性は?


アクリルアミドは、アミノ酸の一種であるアスパアラギンと果糖やブドウ糖などの還元糖が、120℃以上の熱で加熱反応することで生成されます。
ポテトチップスの原料となる「生ポテト」は、アスパラギンと糖を多く含んでいること、120℃以上の高温で揚げていること、これらがアクリルアミドを生成するのに最高の条件なんです。
茹でる、蒸す、煮るといった工程では生成されません。

人間の一日のアクリルアミド平均摂取量は体重1kgあたり1μg
日本人の1日の平均摂取量は69~118μgと言われています。

ポテトチップス1kgあたりアクリルアミド467~3544μg(大幅に差があるのは、会社によって異なるため。)と言われているので、ポテトチップス1袋60gの場合、1袋に28,02~212,64μgものアクリルアミドが含まれていることになります。

体重30kgの子どもの場合、一日30μgまでなので、1袋食べてしまうと摂取量を超えてしまいますね。
体重60kgの大人でも、毎日一袋食べていれば、危ないでしょう。

アクリルアミドの危険性として、

①中枢神経への影響
②末梢神経の損傷
③発がん性
④遺伝子損傷

などが挙げられます。

本来、アクリルアミドは、紙力増強剤、合成樹脂、合成繊維、排水中等の沈殿物凝集剤、土壌改良剤、接着剤、塗料、土壌安定剤などの原料に使われているものです。
このような工事現場で使われているような資材に触れていない人からもアクリルアミドの代謝物が検出されたことがきっかけで、食品にもアクリルアミドが含まれていることが分かりました。

食べ物の中でも特にポテトチップスは注意が必要ですが、揚げ物でも二度揚げしているもの、食べ物の焦げ(お焦げ)にも注意が必要です。
これらを食べることはアクリルアミドだけでなく発がん性物質も摂取するということを忘れないでください。
食べ物の焦げは、ディーゼルエンジンの排気ガスと同じレベルの発がん性が言われているんです。

 

おすすめポテトチップス


基本的には高温で揚げているので、使われている油が体に良いもので、良い素材を使っているものを中心にご紹介します。

菜友館
【能登ポテチくだい】はこちら
無農薬栽培で育った掘りたての新じゃがを贅沢に使用し、国産の米油でカリッと揚げ、能登の天然塩で味付けしたポテトチップス。

日本豊受自然農株式会社
【無添加ポテチ】はこちら
農薬・化学肥料を使用せず、自家採取の種を自然農法で育てたじゃがいも「とよしろ」をオーガニックのなたね油で揚げ、海洋深層水の自然塩をまぶした自然な美味しさあふれる安心安全のポテトチップス。(2018/8/8現在 売り切れています。)

 

まとめ
●ポテトチップスはアクリルアミドを生成する条件が全て揃ったものなので、食べる頻度には気を付ける。
●素材からこだわり、お菓子もなるべくなら手作りのものを。

 

今は揚げないノンフライポテチもありますし、家で簡単にポテトチップスを作る機械もあります。
【曙産業 チンしてチップス(スライサー付)】
お子さんがいらっしゃる場合は、一緒に野菜を切るところからやってみるのも良いと思います。
ワイルドクラフトのじゃがいもを使えば、素材そのものの味がしっかりしていて味付けもほんのりで済みます。

お菓子の素材、成分にも気を付けて、楽しいおやつタイムを過ごしたいですね。