成分表示を気にするだけで健康に?コーヒーフレッシュは危険!

前回、食品添加物についてご説明いたしましたが、コンビニやスーパーで惣菜やお弁当など買う際に、成分表示を見ていますか?

成分表示を見て添加物が多そうだからやめておこう、これは少なさそうだから大丈夫、などと思って買ったり買わなかったりすることがあるかと思います。
今回はそんな成分表示についてご説明いたします!

 

成分表示とは?


食品表示法第4条第1項の規定に基づき、消費者が食品を安全に摂取し、自主的かつ合理的に食品を選択するために必要とされる販売の用に供する食品に関する表示を定めた食品表示基準の中のひとつです。
また、消費者にとっては栄養成分表示を見ることを習慣化することで、適切な食品選択や栄養成分の過不足の確認等に役立てることができるものです。

本当に裏の成分表示を100%信用し、適切な食品選択、栄養成分の過不足の確認に役立てることができているのでしょうか。
厚生労働省の2015年の「国民健康・栄養調査」では、実際に食品を購入する時に参考にしている割合は、
男性26,1% 女性53%と、女性でも2人に1人、男性は4人に1人と、まだまだ気にしている人が多いとは言えない現状です。

 

一括表示とは?表示免除とは?


例えば、コンビニでお弁当を買う時に成分表示を確認して、そんなに添加物が多くなさそうと安心しても、いくつかの添加物を一括して表示してもいいことが食品衛生法で定められています
つまり、何種類の添加物がどの程度使われているか知り得ません。
特に、乳化剤、調味料、リン酸塩、Ph調整剤、香料、イーストフードと書かれているものは、本当は何種類入っているか分からないので避けるのがベターです。
他にも、添加物を表示しなくてもいいことがあります。

 

キャリーオーバー
原材料からそのまま持ち越される添加物のこと
原材料に代替品を使っていても、最終的に商品化されたものには代替品の表示義務がない。
例:焼き肉のたれ、お酒、マーガリンなど

加工助剤
加工食品を作る際に使われた添加物は、最終的に商品化されたものに除去、中和されていれば表示義務がない。
例:みかんの缶詰、カット野菜、パックサラダなど

バラ売り、店内で製造販売するもの
包装していないもの、手作りしているから表示義務がない。
例:枚数売りされている魚や肉、パン屋さんのパン、レストランの料理、惣菜、持ち帰り用のお弁当など

パッケージが小さいもの
30cm²以下のものは原材料の表示義務がない。
例:飴、一口サイズのお菓子、コーヒーフレッシュなど

 

このように成分表示がされていない商品や、まとめて表示されている商品は数多くあります。
外食やコンビニの弁当などを食べ続けると、体調を崩すとよく言いますが、それは栄養が偏っていることよりも、添加物の影響なように思います。
どうしても食べなくてはいけない時以外は、何をどのくらい使っているのかがちゃんと分かるお弁当がいいですね。

 

コーヒーフレッシュの正体とは?


④の例に挙げた、ファストフード店やコンビニなどに、無料で置いてあるコーヒーフレッシュ。

牛乳や生クリームと思われがちですが、その正体は植物油に水を混ぜて、添加物で白く濁らせたものなんです。
ミルクでも生クリームでもありません!!
本来、油と水は混ざりませんよね。
それを添加物(乳化剤)で混ぜ合わせるのです。

化粧品(オーガニックコスメ、ワイルドクラフトコスメを除く)にもよく使われている界面活性剤のことで、食器用洗剤に使われているのが有名です。
一気にコストを抑えた、これも牛乳や生クリームの代替品の一つです。
表示がないため、何が入っているか私たち消費者には分からないとても危険なものです。
コーヒーフレッシュだけは今日からでもやめましょう。

成分表示のないものは、どんなものが入っているのか、どんなものからできているのか知ることが難しいので、なるべく避けられるといいですね。

 

成分表示で病気の予防になる?


最近ニュースで、高血圧を防ぐため、食べる量の目安に役立つのが栄養成分表示だと見ました。
確かに塩分の摂りすぎは高血圧の原因に、脂質の摂りすぎは動脈硬化の原因になり得ます。
高血圧と動脈硬化両方が進めば、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが増えます。
薬でコントロールすることはできますが、一番大事なのは食生活です。
薬に頼らず、成分表示を見ることがまず病気を予防する第一歩ですね。

 

まとめ
●成分表示には、入っているもの全て書かれているとは限らないが、見る習慣をつけることは大切。
●コーヒーフレッシュは油と添加物の塊。入れたい場合は、ミルクや豆乳を入れる。

 

もちろんオーガニックだから100%安心、安全とは言い切れませんし、ワイルドクラフトのものは第三者機関の検査がないため、自己責任で購入する必要があります。
加工品の場合でも、ラベルに有機野菜使用など書かれていても、成分表示を見ると実は添加物が多く含まれているということがよくあります。
ラベルや宣伝に騙されないように、成分表示を見るということを習慣づけてみてはいかがでしょうか。

食品添加物とは?今使っている、食べている醤油や塩は偽物!?本当の醤油、塩とは?

コーヒーを飲む時に何気なく出てくるコーヒーフレッシュを入れたり、温めるだけの味の付いたミートボール、コンビニで売られているドレッシングをかければすぐに食べられるサラダなど、普段何気なく食べているもの、使っているものを気にしたことのある方はどれくらいいるのでしょうか。

今回はそんな食品添加物についてご紹介いたします!

 

食品添加物とは?


食品添加物とは、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工、保存の目的で使用されるものです。
人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用が認められたものです。

私たちがよく口にする、明太子、漬物、練り物、ハム、ソーセージ、ベーコンなどに、特に大量に添加物が使われています。
特に明太子には、味付けや保存、見た目を綺麗にするために10種類以上の添加物が使用されているものがあり、総重量の2~3%が化学調味料だと言われています。

 

食品添加物の一日の摂取量はどの位?


一般的に一日平均10gと言われています。
年間で約40kgもの食品添加物を口にしていることになります。
コンビニ弁当やスーパーやデパートのお惣菜などだけでなく、市販のドレッシングやカレールウなど、何気なく使っているものにも多くの添加物は入っています。
また、化学調味料やグルタミン酸ナトリウムという物質名ではなく、調味料(アミノ酸等)と表示されているので、添加物だと気づいていないということも。
そのため、知らず知らずのうちに、口にしまっているんです。

 

食品添加物の危険性とは?


人体への害悪、毒性があり、特に発がん性があると言われています。
日本では2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで亡くなっているのが現状です。

食事をしないと死んでしまいます。
私たちにとって食事は欠かせないもの=食事はそれほど大切なことだということです。
そんな食事が食品添加物だらけだったら、自らガンになるリスクを高めているだけです。
食品添加物の使用量や使用対象の食品は、厚生労働省でネズミなどの動物を使って毒性テストをして、その結果をもとに厳しく定めています。
薬も一緒で大量に飲めば体に何らかの影響を及ぼします。

食品添加物も、使用量が決まっているということは、摂り過ぎたら体に何らかの影響を及ぼすからということなのはお分かりだと思います。

 

毎日自炊していれば大丈夫?


毎日自炊しているから大丈夫と思っていても、料理の際に使う調味料にも、添加物が入っている場合があります。

例えば、醤油

醤油は、大豆、小麦、塩、麹でできていますが、添加物たっぷりの醤油の成分表を見ると、脱脂加工大豆が一番最初に書かれていると思います。
これは、油を搾った搾りかすです。
そこに、醤油のうま味成分であるアミノ酸、その他の添加物を入れて作られた、醤油に似せた代替品なんです。
本当の醤油は丸大豆しょうゆと書かれており、代替品は新式醸造しょうゆなどと書かれているので、買われる際に見てみて下さい。
味噌やだしの素などにも要注意です。

この化学調味料や、加工食品のうまみの素であるたんぱく加水分解物などの添加物は、一度口にしてしまうと、舌に「美味しい」と記憶させてしまいます。
そのため、スナック菓子やインスタントラーメンのような加工食品を頻繁に食べていると、それが「美味しい」と舌に刷り込まれてしまい、お母さんの味を「美味しい」と思わなくなってしまいます。

先日、植物図鑑という映画を見てまさしくこれだ!と思ったシーンがありました。
主人公の女の子は、毎日手作りとは程遠いコンビニ弁当を食べていましたが、ひょんなことから植物に詳しい家の無い男の子と出会い、家事をする代わりに居候させてあげると言って、一緒に生活を始めます。
その男の子は料理が得意で、自ら野生の植物(まさにワイルドクラフトですね。)を取りに行き、植物本来の美味しさを引き出すシンプルな味付けの料理、その時に旬な植物を使った料理を毎日女の子に作ってあげます。
ある日、女の子は会社の飲み会で居酒屋へ行った際に食べたつくねの味つけに違和感を持ちます。
毎日手作りの料理を食べていたことで、舌が変わり、男の子の料理が「美味しい」に変わってきたんです。
これは映画の中の話ですが、実際に手作りの食事を心がけていれば不思議と舌は変わっていきます。
本来の舌を取り戻してあげるためにも、食材だけでなく調味料にも目を向けてみて下さい。

 

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食品添加物のメリットとは?


人間の体にとってのメリットは、はっきり言ってありません。
しかし、消費者、生産者、販売店それぞれにとって、健康面以外ではメリットがあります。

消費者のメリット:見た目が綺麗、美味しい、便利、時短

生産者のメリット:コストを下げられ利益が上がる、均一な商品を楽に作れる

販売者のメリット:安い商品を仕入れれば、特売品にできる、売上が伸びる

もちろん全てがデメリットだったら、こんなに当たり前に使われることはありません。
購入する前にもう一度、自分の体のこと、家族の体のことをよく考えてみてください。
完全に食品添加物の無い食事を一生続けるのは不可能なので、うまく付き合っていく必要があります。

 

食品添加物と上手に向き合うには?


裏面に記載されている成分を見てもさっぱり分からないと思います。
簡単に見極める方法は、台所にないものが入っているものはなるべく避けることです。
先ほど述べたようなメリットもあるので、状況に応じて、上手に付き合っていきましょう。

 

本物の塩とは?


塩を買う際に裏の成分表示を見る方は少ないように感じます。
料理でも外食でも、塩はどんな料理にも使われていますよね。
塩を例に挙げてみますが、大きく4種類に分けられます。

 

①精製塩
海水から電気炉膜を使って塩化ナトリウムだけを取り出したもの
一般的な塩がこれに当たる。

②輸入塩
岩塩や天日塩のこと。
メキシコやオーストラリア、中国製が多い。
岩塩や天日塩にはミネラルはほとんど含まれていない。

③再生加工塩
②で輸入してきた塩を、一度海水で溶かし、塩化マグネシウムなど加えて再生加工したもの。

④自然海塩
海から直接汲み上げ、水分を蒸発させたもの。
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、銅、亜鉛などの海のミネラルがぎゅっと凝縮されている
日本古来の塩の作り方で、成分を全く調整しない、まさにワイルドクラフトな塩

 

ただ単に安いから、量が多いから、と言って買っても、それが本当の塩なのか、きちんと知る必要があります。
もちろん好みや考え方が様々なので、用途によって使い分ければいいのですが、口に入れるものは少なくとも自然海塩がいいと思います。

もしオーガニックやワイルドクラフトのものを買っていても、調味料や、他に口にするものが食品添加物たっぷりのものだとしたら、結局、添加物たっぷりの料理になってしまい、プラマイゼロ、むしろマイナスになってしまうように思えます。
せっかく地球にも人にも優しいものを買っているなら、自分の体も優しくしてあげてください。

 

まとめ
●発がん性の危険性がある食品添加物はなるべく控える。
●醤油を選ぶ時は、丸大豆しょうゆを選ぶ。
●塩を選ぶ時は、自然海塩を選ぶ。

 

一番忘れてほしくないことは、本来食べるということは、命をいただくこという行為だということです。
小さい頃に親から、「いただきます」「残さず食べなさい」「ごちそうさまでした」を教わりませんでしたか?
その「いただきます」「残さず食べなさい」「ごちそうさまでした」の意味、私たちの食卓に並ぶまでに、どれだけの命が犠牲になっているかをもう一度考えてみてくださいね。

日本のオーガニック市場とは?遺伝子組み換え食品とは?フードマイレージとは?

最近ではよく見かけるようになったオーガニックの野菜、まだまだ見かけることは少ないワイルドクラフトの野菜。

またどこでも買えるものではありません。
でも、どうして選ぶ人が増えてきているのでしょうか。
今回は、食に関して是非頭に入れておいていただきたい問題をご紹介いたします!

 

オーガニック基準の始まりとは?


1974年から複合汚染という新聞連載のおかげで、有機農業が広く紹介され、有機農業を始める生産者や有機農産物や自然食へのニーズが増え、それにより、消費者が加わった有機農業運動や提携運動が展開され始めました。
有機農家との提携は、商品の産地直送やものの売買だけでなく、人と人とのつながりを築くことが目的となり、作る人と食べる人が、お互いに立場を理解し、助け合う関係を目指しています

そして、1980年頃から、環境問題や食の安全性に関する問題意識を持つ人が増え始め、オーガニックや自然食品を扱う宅配業者や自然食品店が増え、スーパーやデパートでも普通に購入することができるようになりました。
1990年頃には大手量販店でもオーガニックのコーナーが常設されるようになり、一気にオーガニック市場が広がりました。
しかし、この時はまだ栽培方法や基準が明らかになっておらず、国際基準に合ったオーガニック基準を持つ必要があると考え、2001年より有機JAS認証制度をスタートさせ、第三者機関による検査認証が行われることにより、客観性がもたれるようになりました。
コンビニもオーガニックに関心のある人や健康志向の人をターゲットにした店舗ができました。それがナチュラル・ローソンです。
2017年7月末時点では144店舗あります。
このようにオーガニックがどんどん身近になってきているんです。

 

フードマイレージとは?


フードマイレージとは、食料の重量×輸送距離で計算される、どの程度、環境に負担をかけているかを示すものです。
まだまだ純国産のオーガニックのものは多くはありません。
海外で生産されたオーガニック野菜も、正真正銘のオーガニックですが、輸送される際に、CO²が排出されます。
それが本当に環境のこともきちんと考えたオーガニックと言えるでしょうか。

前回の記事でもご紹介しましたが、旬のものをその旬に食べることはもちろん、産地をよく見て近い所のものを買うことはとても大事です。
その土地の、旬のものではないものは、ビニールハウスなどで栽培する時、輸送する際にもCO²が排出され、環境に影響を及ぼしています
自分が良ければいいと思わず、買う前には環境のことももう一度よく考えて買いましょう。
また、コストや手間がネックとなり、認証を取れないところもあるのが実情なので、認証マークがついているから安心と言わずに、本当の価値に基づく判断をすべきです。

 

特別栽培農産物とは?


特別栽培と書かれていると、いいイメージを持たれると思いますが、特別栽培農産物とは、各地域における化学合成農薬や化学肥料が50%以下で栽培された農産物のことを言います。
その地域によって使用する化学合成農薬や化学肥料の量は異なるため、50%以下と言っても少し曖昧なような気がします。
化粧品でいう、自然派化粧品、無添加化粧品とオーガニックコスメの違いのようなイメージですね。

 

遺伝子組み換え食品とは?


スーパーで食品を買う際によく見かける「遺伝子組み換えでない」という表示。
生物の細胞から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、植物などの細胞の遺伝子に組み込み、新しい性質をもたせることを遺伝子組み換えと言います。
なぜ問題になったのかと言うと、遺伝子組み換えのホルモンを打たれた乳牛のミルクは人間の大腸、前立腺、乳がんのリスクを高めたり、遺伝子組み換えの豆は、深刻なアレルギー反応を引き起こしているという結果が出たからです。

現在、日本国内では遺伝子組み換えの作物は商業用には栽培されていませんが、アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、インド、カナダでは、主に大豆、とうもろこし、わた、なたねが栽培されています。
日本では栽培されていませんが、油や醤油などは、遺伝子組み換えの原料が入っていても、表示する義務がないので、混入している可能性があります。(キャリーオーバーと言います。)
知らず知らずのうちに、食べているかもしれないと思うと怖いですね。

確実に遺伝子組み換え食品を避けたい場合は、オーガニックやワイルドクラフトのものを選ばねばなりません。

 

グリーン・コンシューマー習慣とは?


この言葉を聞いたとこのある方は少ないように思えます。
例えば、エコバックを持ち歩くこと。
スーパーで買い物をした際に、エコバックを持っていけば袋代をキャッシュバックしてくれたり、ポイントとして還元してくれるお店が多いですよね。
ゴミを減らすことは、環境保全に繋がるので、買い物に行く時には鞄に一つエコバックを入れておく習慣をつけましょう。

また、賞味期限の近いものを買うこともそうです。
まだ食べられるものが廃棄されると思うと、とても勿体ないことです。
時間が経っているので、風味や鮮度は落ちていますが、まだ食べられるものをお安く買えるなんて逆にお得だと考えられませんか?
何日か前に買っておいて、冷蔵庫に保存していたら同じことです。
どちらも節約にも繋がるので、私たちにとっても環境にとっても素晴らしいことですね。

 

まとめ
●CO2排出を防ぐためにも、住んでいる土地のもの、その旬のものを買うように意識する。
●発がん性やアレルギーの危険性のある遺伝子組み換え食品は控える。
●ゴミ削減のためにエコバックを使い、賞味期限の近いものを買うように心がける。

 

ワイルドクラフトは認証もなく、きつく言えば自己責任で選ばなくてはなりません。
しかし、地球にやさしい栽培法であり、昔ながらの伝統栽培法。
土壌の微生物の活発な働きによって生命力が溢れ、栄養価が高いと言われ、野菜本来の美味しさを味わえます。
人と環境に本当に優しいものはワイルドクラフトなのではないのでしょうか。

どこで買えるのか分からないという方は、こちらに載せているので参考になさってくださいね。

食事のバランスとは?バランスのいい食事とは?日本人の野菜離れが深刻

生きていくためには、食べることは必要です。

そして、健康な体を作るためには、食べることは何より大切です。
食べることで、人間が本来持っている新陳代謝や活力は高められていき、抵抗力、自然治癒力が身につき、解毒、排泄作用が行われ続けます。

毎日バランスの良い食事をとれていますか?
多くの種類の食品を食べ、できるだけ多くの栄養素を取り込むことができていますか?
今回はそんな食事についてご紹介いたします!

 

現在の日本人の食事とは?


現在の日本人の多くは慢性的なビタミン、ミネラル不足だと言われています。
その理由として、日本の土壌はカルシウムが少ないこと、日本の食文化の特色から、元々摂取量が少なかったこともあります。
また、スナック菓子やインスタント食品、ファーストフードなどの高カロリー、高脂肪なものを主食にしている人が増えてきたことも、ビタミン、ミネラル不足の原因と言えます。
このような食事を続けていると、栄養バランスが偏り、体内に脂肪や糖質、ナトリウムが多量に蓄積され、健康な体を維持できなくなっています。
ビタミン、ミネラルが不足すると、抵抗力を弱める、体力がなくなる、疲れやすくなる、老化を早めることになったり、脂肪や糖質、ナトリウムが多量に蓄積されると、心臓病、糖尿病、脳血管障害などの生活習慣病を引き起こす可能性があります。

情緒不安定、犯罪の凶悪化、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害、痴呆症の増加も毎日の食事との関係があるようです。
糖質の過剰摂取により、糖代謝にかかわる糖質コルチコイドが過剰に分泌され、脳の記憶を司る海馬へのブドウ糖の取り込みを阻害、海馬のニューロン変性をきたすからです。
現代の深刻な社会問題は、食事と深い関係があるようです。

 

バランスのいい食事とは?


バランスのいい食事が必要な理由は、ひとつの栄養素が不足するだけで、他の栄養素の働きにも影響を与えてしまうということです。
他の栄養素が十分に足りていても、不足した栄養素の量に合わせてしか栄養素は働かないために、一番摂取量の少ない栄養素が、他の栄養素の働きの基準となってしまいます。
そのため、これは欠かせない栄養素だとか、テレビでこの食材が良いなどと言っていたからといって過剰に摂取したところで、その効果はあまり期待できないということです。

和食から洋食へと食事が変化したことで、アルツハイマーや痴呆症の発症が増加しました。
これは、高カロリー、高脂肪な食事が原因と考えられています。
バランスの悪い食事を続けていると十分な栄養素を与えることはできず、病気になってしまいます。

日本の文化である「一汁三菜」
これこそ、バランスのいい食事の基本です。

 

日本人とアメリカ人の野菜の摂取量の違いは?


1985年と1999年に日本とアメリカ人の野菜摂取量の推移を比較したデータがあります。

日本人   1985年  111kg    1999年  96kg
アメリカ人 1985年  102kg    1999年   116kg

この結果を見ると分かるように、日本人の野菜離れは増える一方です。

野菜には必要不可欠であるビタミン類が多く含まれています。
ビタミンが不足するとどうなるかは先ほど述べましたが、健康な体を作るためには野菜を多くとることが大切です。
しかし、最近の野菜には、十分なビタミン、ミネラルが含まれていないと言われています。
それは、栽培技術が発達したからでしょう。
(栽培技術が発達したおかげで、ほとんどの野菜は一年中食べられるようになったのは嬉しいですが…。)
健康に良かれと思って野菜を食べていたのに、その野菜は栄養価の低い野菜でした、なんてオチは嫌ですよね。

野菜には旬があります。
季節外れの野菜には、本来のビタミン、ミネラルを持ち合わせていないという話があります。
旬の野菜は栄養価が高いので、旬の野菜を、その旬に食べましょう
そして、農薬に汚染されていないオーガニックの野菜や、自然が持っている力を最大限に引き出して栽培された栄養価の高いワイルドクラフトの野菜を食べることをオススメします

 

まとめ
●高カロリー、高脂肪の食事が生活習慣病などの原因に。現代の社会問題に食事は大きく関わっている。
●一番摂取量の少ない栄養素が、他の栄養素の働きの基準になってしまうので、バランスのいい食事が必要。
●野菜を買う時・食べる時は、栄養価の高い旬の野菜を中心に。

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農薬が引き起こす影響とは?人への影響とは?ワイルドクラフトは人間にも地球にも優しい

最近ではスーパーや通販でもオーガニック野菜や、ワイルドクラフトの野菜も増えてきました。

スーパーの野菜売り場を見れば分かると思いますが、普通に陳列されている農薬などを使った野菜と比べると値段は少々お高め…。
今は野菜自体の値段が高騰しているため、いくら体に良いからと言っても少し躊躇してしまう方も多いと思います。
今回はそんな農薬や殺虫剤についてご説明いたします!

 

農薬とは?


農薬や殺虫剤は、昆虫や植物の体内で起きている代謝系の化学反応を阻害させ、見た目を綺麗、大量生産できる、大量出荷できるものを作り出すために必要な薬剤です。
農薬を使用することで、人間や地球に深刻な影響を与えているのはもう知ってますよね。
体にいいと思って食べている野菜自体も、昔と比べると栄養価が低くなってきていると言われています。
農薬が原因のひとつになっているということは間違いないでしょう。

さて、普通に栽培することを慣行栽培と呼んでいますが、慣行栽培ではどのくらいの農薬を使用しているか分かりますか?
全国の都道府県が発表しているので参考にしていただきたいのですが、今回は埼玉県を例にあげてみます。
埼玉県の特別栽培農産物に係る化学合成農薬の使用回数及び化学肥料による窒素成分施用量の基準について
トマトやいちごは50回以上も農薬が撒かれています。
しかも何種類もの農薬を一度に使用しても、使用回数としてでしかカウントされないため、回数=農薬の種類(量)でもありません。

ブランド野菜と言って販売されているものは、一見農薬の使用回数が少ないと思われがちですが、そんなこともありません。

オーガニックのものも農薬が0ではありません
本当に農薬0のものを求めているのであれば、ワイルドクラフト以外はありえません。

 

農薬による人への影響とは?


昆虫などを殺すような薬が、人間には無害なんてことはあり得ません。
農薬は、呼吸、口、皮膚から体内に入り込み蓄積され、様々な障害やDNA損傷などを引き起こします。

急性中毒
数時間以内に現れます。
呼吸臭、意識障害、チアノーゼ、唾液分泌過多、呼吸困難、体温上昇、縮瞳、発汗、眼痛、接触性皮膚炎、けいれんなど。

慢性中毒
風邪をひきやすい、生理不順、自律神経失調症、近視、アトピーなど。

DNA損傷
発がん性、DNA損傷による流産、先天性異常児が生まれやすくなるなど。

 

上記のような影響を及ぼします。
現在では、出生する新生児のうち、3~4%が何らかの先天性異常があると言われていて、その原因の10%が環境因子であると言われています。
自分だけでなく、生まれてくる赤ちゃんにも影響を与えてしまいます。
また厄介なことに、一度現れると継世代的にその毒性が引き継がれてしまったりするのです。

日本では1960年~1970年代に水俣病やイタイイタイ病などの健康被害問題が起こりましたが、それも農薬が原因です。

 

農薬による地球への影響とは?



農薬などは広範囲に散布するため、水質汚染や土壌汚染をはじめとする環境汚染を引き起こします。
人間が生きていく上で欠かせない水。
私たちの体の約70%は水
そして、地球の表面の3分の2が水で覆われていて、約14億立方kmの水があると言われています。
汚れた水も、土壌の力で濾過され、蘇ります。
しかし、その土壌が汚染されていては、大切な水もおのずと汚染されてしまうことになります。
農薬の問題は、単に野菜への影響という端的な問題ではなく、地球全体、そして私たち生命にとっての危機的な大問題であるということを忘れてはなりませんね。

小学校の理科の実験を思い出してください。
ペットボトルを使って、濾過の実験をしませんでしたか?
汚い水は土壌で濾過され、きれいな水になりましたよね。
土壌が汚染されている場合、水は濾過されるでしょうか。
水が悪くても土壌が良ければきちんと濾過されますが、水が悪くて土壌も悪いとなると、濾過されるわけがありません。

人間の体も半分以上が水分で占められています。
年齢によって変わっていきますが、

胎児:体重の約90%
新生児:体重の約75%
子ども:体重の約70%
成人 :体重の約60%
老人 :体重の約50%

と言われています。
この水分の3分の2が筋肉などのあらゆる部位を構成する細胞の中にあり、残りは血液やリンパ液などです。
人間の半分以上を占める大事な水が、汚染されている水からできているかもしれない…。
水質汚染=体内の水質汚染体内の水質汚染=不健康に繋がるということは、想像できます。
土壌が汚染されることで、どんどん負のスパイラルに陥ってしまうんです。

また、農薬の中には環境ホルモンが含まれているものがあります。
野生動物の雌化が、その症状の一つです。
ニュースでも見たことあると思いますが、もし動物が雌しかいなくなったら繁殖へ影響が出てしまいます。
最悪の場合、絶滅も考えられます。
異常気象もそうです。
二酸化炭素CO²の増加により地球温暖化が起こり、北極や南極の氷山が溶け出し、海面上昇が起こっていたり…。

 

食い止めるためには?


一人一人がしっかり考えなくてはいけないはずです。
その時のことしか考えずに行った行動が、結果的に自分の首を絞めていることになっているのをよく理解して下さい。
今、私たちがすぐにできることは、そのような野菜を買わない、ということです。
次の世代を守るためにも、これからの地球を守るためにも、オーガニックなものワイルドクラフトなものを見つけたら、なるべく選ぶようにしてくださいね。

 

まとめ
●農薬は野菜だけでなく地球全体、私たちの生命にとっても大きな影響を与えるもの。農薬を使った野菜は買わない。

 

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ワイルドクラフトとは?ワイルドクラフトの野菜は何がいいのか

近年の健康志向ブームから、オーガニックという言葉は世間で広く知れ渡り、オーガニックの野菜は一般的となりました。

最近では、食の安全性を求めて、顔の見える野菜として生産者の方のお名前や地区が記載された野菜などに注目が高まっておりますが、オーガニックより、更に安心・安全な地球に優しいワイルドクラフトのお野菜があるのをご存知ですか?

 

ワイルドクラフトとは?


ワイルドクラフトとは、自然栽培・自然農法・天然農法などとも言われ、無農薬・無肥料で農作物を生産する方法です。
また、肥料や農薬を一切使わないばかりでなく、不耕起(耕さない)・不除草(除草しない)・不施肥・(肥料を与えない)・無農薬(農薬を使用しない)を特徴とする自生している農作物、まさに人の手が加わっていない農法のことです。
現在は、農家や団体による独自の規定はあっても、法的な規制はありません。

 

オーガニック・野生・ワイルドクラフト


オーガニックとは、化学肥料を使わず・遺伝子操作をせずに、有機JASに認定された有機肥料を使った栽培方法のことを言います。
有機JASの認定の仕組みは、第三者の登録認定機関が行います。
生産農家や製造業者が認定の申請をし、書類や現地でJAS法に基づいて審査を行い、合格した場合にのみ有機JASマークをつけることができます。
認定後も、年に一回は認定機関の調査を受ける必要があります。

野生とは、野山などで自然に生育しているもので人の手が全く入っていないものです。

ワイルドクラフトとは、農薬・化学肥料・有機肥料を一切使わない無農薬・自然農の自然栽培方法を用いて、野生の生態系に近い環境の中で、作物を収穫できるよう、人間がお手伝いをしているものです。
お米の栽培では、除草剤を使わずに合鴨を使って草を食べてもらう合鴨農法なんかもあります。

 

特別栽培農産物とは?


特別栽培農産物とは、無農薬、無化学肥料、減農薬、減化学肥料の農産物をまとめた言い方のことです。
特別栽培農産物に係る表示ガイドラインに定められています。
特別栽培農産物は、原則として農薬と化学肥料の両方を、その地域の慣行農業より50%以上削減して作った農産物のみに表示ができます。
無農薬や農薬を削減していても、無農薬栽培野菜や減農薬栽培米などの表示は禁止されています。
ガイドラインなので、第三者による認証は義務付けられていません。

 

ワイルドクラフトの野菜の特徴


ワイルドクラフトの作物は、日本でのシェアは全体のたった0.02%と、とても少なく、まだまだ手に入りにくいものです。
ワイルドクラフトは、成功率が低く、手間がかかりすぎる上に収穫量が少ないので、生産農家が限れらています。
また、オーガニックと違い第三者期間(有機JAS)の検査がないので、自己責任で購入する必要がある。など、デメリットもありますが、何より、農薬・化学肥料を一切使用していないので安心・安全、昔ながらの伝統栽培で、地球にも人にも優しく、自然が持っている力を最大限に引き出し栽培された味が濃く栄養価の高い野菜ですので、オーガニックよりも更に上質なものを求めている方にはオススメです。

 

まとめ
●ワイルドクラフトとは、不耕起・不除草・不施肥・・無農薬を特徴とする、人の手が加わっていない農法のこと。
●農薬や化学肥料を一切使用していないので、地球にも人にも安心・安全。味も濃く、栄養価が高い。

 

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ワイルドクラフトコスメとは?

みなさん、ワイルドクラフトコスメってご存知でしょうか?
ワイルドクラフトコスメとは、オーガニック(有機栽培)よりも更に理想的な、ワイルドクラフト(自然農法)を原料とした新ジャンルのコスメです。
オーガニックを超えた、今話題のワイルドクラフトコスメを徹底解説いたします!

 

ワイルドクラフトって何?


ワイルドクラフトとは、自然栽培・自然農法・天然農法などとも言われ、無農薬・無肥料で農作物を生産する方法です。
又、自然農法とは、肥料や農薬を一切使わないばかりでなく、不耕起(耕さない)・不除草(除草しない)・不施肥・(肥料を与えない)・無農薬(農薬を使用しない)を特徴とする自生している農作物、まさに人の手が加わっていない農法のことです。

 

オーガニックコスメ・ワイルドクラフトコスメの違いは?


まず初めに、オーガニックとは、化学肥料を使わず・遺伝子操作をせずに作る有機栽培農法です。
無農薬で作られた植物を証明するために第三者機関の認定が必要になります。
そのオーガニックを原料としたコスメをオーガニックコスメと言いますが、日本にはオーガニックコスメについての基準がなく、メーカーや団体によって定義は様々となります。
有機栽培は、化学肥料は使用不可となっていますが、堆肥や有機JASに認定された有機肥料を用いることが認められており、一部使用が許可されている農薬もあります。
また、海外のオーガニック化粧品認定機関の基準では、特定の科学物質を少量盛り込むことは許されているため、全く化学物質が入っていないとは言い切れないのが現状です。

それに比べて、ワイルドクラフトは、オーガニックに許されている有機肥料と一部の農薬はNGで、肥料は一切使わず、無農薬に徹底的にこだわり、自然栽培に適した自然環境(健康的な木・雨量・日照時間・湿度・生態系・風量)、自然界のバランスが何より重要という、正に自然と共生した天然農法
特に自然界の生態サイクルをしっかりと保っている土壌を確保し、植物が持っている力を最大限に引き出すことのできる自然農法なのです。
オーガニックに比べ、更に安全で地球に優しいと言われていて、オーガニックと認定されることよりも意義があると言われています。
そのワイルドクラフトを原料としたコスメは、自然のものしか使用していないので、肌への負担がなく、安心・安全なハンドメイドの化粧品です。

 

ワイルドクラフトコスメの特徴



植物のパワーを引き出して凝縮させたコスメですので、お肌への影響力も大きいと考えられます。
栄養価の高い植物のパワーを凝縮した最高級品のため、大量生産が不可能で、一般的なコスメに比べるとどうしてもお値段が高くなってしまいますが、植物が本来持っている栄養分や有効成分のバランスが整っていて、肌本来の力を引き出してくれる究極のコスメです。

 

まとめ
●ワイルドクラフトコスメは、原料に化学肥料や農薬を使用していないので肌に優しい。配合成分も自然のもののみ。
●植物が持っている本ラインの有効成分のバランスが整っているので、肌本来の力を引き出してくれる。

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