キレるこどもと食事の関係とは?キレる原因とは?朝食を食べて学力アップ?

テレビを見ていて、子どもがキレると手が出せなくなるだとか、キレて事件を起こしたりと、何かとキレる子どもについては話題になるかと思います。
キレる子どもはどうして、キレてしまうのでしょうか。
今回は子どもと食との関係をご説明いたします!

 

共食とは?


共食とは、家族や仲間、友人と一緒に食を通して時間を共有することを言います。
人生の一般常識のうち7割が、幼児期~児童期の食卓での共食で育まれているとさえ、言われています。
しかし、共働き、核家族化、遅くまで塾に行って勉強しているから食事は塾で済ませるとか、一緒に食事ができない環境が多くなってきているのは事実です。
食事をしながら、色々な話をすることで、協調性や一般常識などが身につきます

分かりやすい例として、サザエさんが挙げられますね。
三世代で同じ食事を一緒のテーブルを囲み、今日あったことを話して笑いあったり、褒められたり、また時には怒られたり…。
食事中にテレビをつけているシーンも私は見たことはありません。
食事の時間にあれはだめ、あれはいい、これはだめ、これはいいなど、学ぶことができます。

一人でテレビを見ながら食事をしていても、会話はありません。
それが、子供の頃から普通になっていたらどうでしょうか。
学べる環境がないので、学ぶことなんてできませんよね。

また、日本では、スーパーやコンビニに行けば、24時間何でもすぐに食べられるようになっています。
以前、食品添加物のところでもお話しましたが、
便利になってきた分、家庭の食卓の崩壊や、安全性などが問題視されています。

同じものを同じ場所で一緒に食べることは、思っている以上に大切なことです。

同じ料理なのに、みんなで食べた時は美味しかったのに、一人で食べた時はそれほど美味しく感じなかった。そんな経験ありませんか?

 

朝ご飯は食べないといけない?


脳を働かせるための唯一の栄養素がブドウ糖(グルコース)です。
ブドウ糖は脂肪と違い体内にたくさん蓄えておくことができず、夕食で摂取した分は睡眠中にすべて消費され、朝起きた時には誰もがエネルギー不足になっています。
そのため、朝食を抜くと、ブドウ糖が補給されず、脳の働きが鈍くなり、体温も上がらず、眠い、だるいといった症状が出てしまいます

朝ご飯をちゃんと食べていれば、脳にしっかりブドウ糖が補給されるので、集中力や記憶力がよくなります。
朝ご飯を必ず食べているという小学生は、他の食べない、もしくは食べないことが多い子どもと比べると、学力がアップしたという報告もあるくらい、朝ご飯は学力にも影響しているんです。

他にも生活リズムを整えるというメリットもあります。
人間の体内時計は25時間周期と言われていますが、朝ごはんや、朝の日の光を浴びることで、この周期を24時間に正しくしてくれます
これが乱れてしまうと、時差ボケのような眠気、だるさといった症状が出てきてしまいます。

また、腸の働きも朝の時間は活発なので、便通が良くなるというメリットもあるので、便秘気味の方は特に朝ご飯をしっかり食べた方がいいです。

朝、時間がなかったり、あまり食欲がない場合でも、温かい飲み物を口にして体を温めてあげる習慣をつけましょう。

世間では、減量を目的としていない南雲式一日一食生活や、ファスティングなどが話題になっていますが、成長期の子どもや病人(閉経前の女性も)は控えて下さい。
子どもは大人に比べて、基礎代謝量が高いこと、消化吸収の能力や骨の形成が未発達であること、動物性たんぱく質(コレステロール)が細胞膜を作るので、その時期に適正な量を食べていないと成長に何らかの影響を与えてしまいます。

 

キレる原因とは?おすすめの砂糖は?


今まで、共食の大事さ、朝ご飯の大切さを話しましたが、他にもキレる原因として低血糖症があげられます。
血糖とは、人間の血液のブドウ糖のことです。
ブドウ糖は、エネルギー源として、体内のあらゆる場所で使われます。
特に脳にとっては唯一のエネルギー
ブドウ糖なしでは、正常に脳が働きません。

血糖値は一定を保っていますが、食事で糖が吸収されるため、ゆるやかに上昇していきますが、その時に膵臓からインシュリンも分泌されるので、血糖値はゆるやかに下がっていき、一定の値に落ち着いていきます。
しかし、インシュリンが一気に分泌されるので、エネルギーとして消費されなかった糖質がどんどん体内に蓄積され、これはこれで肥満の原因になります。

また、空腹時に、砂糖を多く含むお菓子やジュースなどを飲んだり食べたりすると、血糖値が一気に上がったり下がったりを繰り返してしまいます。
この繰り返しが、感情を不安定にし、うつ病などの精神病を誘発していると言われています。
この繰り返しを防ぐためにも、食べる順番は食物酵素を多く含むサラダから
血糖値を一気に上げないことはもちろん、食物酵素が働いてくれるため、体内の酵素を無駄遣いすることもありません。

血糖値の上昇率を示す指標をGI値と言います。
砂糖には白砂糖、黒砂糖、三温糖などありますが、これらは全て高GI値の砂糖です。
疲れた時に甘いものを食べると元気になると言われますが、血糖値を一気に上昇させることで一時は元気になったように思えますが、すぐに下がってしまうので、先ほど述べたような症状が出てきてしまいます。

では、低GI値の砂糖だったらどうでしょうか。
低GI値の砂糖でしたら、血糖値の上昇が緩やかなため、インシュリンの分泌も少なくすみ、糖質もエネルギーとして消費されやすくなります
低GI値の砂糖には、はちみつ、ココナッツシュガー、てんさい糖、オリゴ糖、メープルシロップ、ステビア、羅漢果などがあります。

 

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血糖値は低くなりすぎると、必要なエネルギーを得られずに、体調不良や、ボーっとする、イライラする、意識が途切れるなどといった症状が出てきたり、ブドウ糖を血液中に放出するようにと副腎からアドレナリンが分泌され、このアドレナリンが交感神経を興奮させるため、ちょっとしたことでキレやすい、攻撃的、暴力的になり、キレやすくなります

しかし、普通に一日三食食べていれば、通常の食事の中から糖分は十分に得られます。
キレる原因は、適正な食事がとれていないから、というのは納得ですね。

 

どんな間食がオススメ?


甘いものが食べたい場合は、食べ過ぎない程度の果物がオススメです。
本来は身体を動かすエネルギーに変わる炭水化物が豊富なおにぎり、うどん、またはイモ類がオススメです。
するめや煎餅などよく噛む固いものなんかもいいですね。

できれば食事は誰かと一緒に、また間食は食べ過ぎないことを心がけて、バランスのいい食事を食べるようにしましょう。

 

まとめ
●食事はなるべく一人で食べない。特に、幼児期~児童期は家族みんなで食べる。
●朝ご飯を食べることで生活リズムが正しくなり、成績もアップ!?
●食事を食べる順番は食物酵素が豊富な野菜から。
●料理に使う砂糖は、はちみつやココナッツシュガーなど血糖値を急激に上げないものを。

 

特にお子さんがいらっしゃる方は、忙しいからと言って子どもとの食事の時間を疎かにしないであげてください。
今回は少しワイルドクラフトとはズレてしまいましたが、小さい頃からの食事の大切さを知っていただきたく、お話させていただきました。
また、ワイルドクラフトだけでなくこのような話も入れていきます。